このような症状はありませんか?
- くしゃみ
- 水っぽいサラサラした鼻水
- 目の痛み
- 目のかゆみ
- のどの痛み、のどがイガイガする
- 皮膚のかゆみ・乾燥
- 発熱
- 花粉症薬の副作用による注意力・集中力の低下、眠気 など
上記のような症状が決まった季節・時期に現れる場合、受診して適切な診療を受けることが大切です。様々な花粉症の市販薬があり、わざわざ病院に行くほどではないと考える方もいらっしゃると思います。しかし、上記のような症状が長引くことで、生活の質が著しく低下します。ヒノキやスギの花粉症がよく知られていますが、イネ科など他の植物が原因となることも多く、夏や秋に症状が現れることもあります。
当院では、患者様の体質や病状、生活習慣に応じた治療をご案内できますので、一度ご相談ください。
内科でも花粉症の診療を
行っています
花粉症になると、目や鼻、皮膚、気管支など複数の部位で症状が現れます。眼科、耳鼻咽喉科、アレルギー科などでも診療を行っていますが、当院では、内科の「かかりつけ医」として花粉症の診療を行い、必要に応じて別の専門科と連携しながら治療することも可能です。また、既に患っている別の病気も考慮して適切なお薬を処方することもできます。
特定の季節・時期に花粉症の症状が起こる方は、一度ご相談ください。
花粉症について
花粉が飛ぶ季節になると始まる、くしゃみ、鼻水、鼻づまり。スギやヒノキなどの植物の花粉が原因で生じるアレルギー症状を「花粉症」と呼びます。現在、日本人のおよそ4人に1人が花粉症だと言われています。
鼻の三大症状と言われるのが、くしゃみ、鼻水、鼻づまり。こうした症状は、風邪と間違われやすいのですが、風邪であれば徐々に粘稠になり1週間程度で治るのに対し、花粉症は水のようなサラサラの鼻汁が続きます。
一方、目の三大症状と言われるのが、目のかゆみ、目の充血、涙です。
このほか、体がだるい、熱っぽい、イライラする、喉や顔、首がかゆい、集中力が低下するといった全身症状を伴うこともあります。
花粉症のメカニズム
くしゃみ、鼻水、鼻づまりにしても、目のかゆみ、充血、涙にしても、いずれも入ってきた花粉を取り除こうとすることで生じるアレルギー反応です。
花粉が目や鼻から入ってきて、体内の免疫システムによって「異物=敵」とみなされると、敵に対抗するための抗体(「IgE抗体」と言います)がつくられます。このIgE抗体は、花粉に接触するたびにつくられるため、少しずつ体内に蓄積されていきます。
蓄積量があるレベルに達すると、次に花粉が入ってきたときに、アレルギー反応を起こすヒスタミンなどの化学物質が分泌され、くしゃみや鼻水、鼻づまりといった花粉症の症状を起こすのです。
去年までは全然大丈夫だったのに急に花粉症になった――。それは、これまで蓄積されていたIgE抗体が一定量に達してしまったからなのです。
花粉症の検査・診断
花粉症の可能性があれば、血液検査によってアレルギー反応を調べます。原因を特定することで適切な対策・治療を行えます。
血液検査
血中のIgEの全量を調べる血清総IgE定量検査を実施します。また、MAST検査やRAST検査などの血清特異的IgE抗体検査を行うことで、花粉に対する特定のIgEの反応を調べ、アレルギー症状の原因となる植物を特定することが可能です。
花粉症の治療
セルフケア
薬物治療には限界がありますので、まずはセルフケアをしていただくことはとても重要です。
- 花粉飛散情報の確認
- 外出時にはメガネとマスク、帽子を
- 上着は、表面がつるつるとした素材のものを
- 帰宅したら玄関で花粉をよくはらい、洗顔、うがいをして、鼻をかむ
- 花粉が多く飛んでいる日は窓を開けない
- 掃除をこまめに
- 花粉が多く飛んでいる日は布団を外に干さない
クリニックでの治療
- 対症療法 … 内服薬、点鼻薬、点眼薬を使った薬物療法、レーザー手術
- 根治療法 … 免疫療法
花粉症治療の基本は、薬を使った対症療法で、主に次のような薬が使われます。
当院では主に薬物治療を行っております。
抗ヒスタミン薬
薬剤治療のベースになるのが、「抗ヒスタミン薬」。ヒスタミンの働きをブロックし、くしゃみや鼻水、鼻づまりといった症状を抑えてくれます。これまでは「花粉症の薬は眠くなる」と言われがちでしたが、眠気などの副作用が軽減された「第2世代抗ヒスタミン薬」が登場し、今ではこちらが主流になりました。
抗ロイコトリエン薬
ロイコトリエンは、ヒスタミンと同じようにアレルギー反応を起こす化学物質です。特に、血管を拡張させる作用がある(=粘膜が腫れて鼻づまりを起こす)ため、このロイコトリエンの働きを抑制する「抗ロイコトリエン薬」は鼻づまりが強いときに使われます。
鼻噴霧用ステロイド薬
くしゃみや鼻水などの鼻の症状が強いときに使われます。「ステロイド=副作用が強い」というイメージがあるかもしれませんが、「鼻噴霧用ステロイド薬」は鼻だけに効くようにつくられているため、副作用は少なくて済みます。
このほか、目の症状に困っている場合は、「点眼用抗ヒスタミン薬」、「点眼用遊離抑制薬」、「点眼用ステロイド薬」などが使われます。